ルアー業界の憂鬱な未来予想
MOCKINGBIRD 245
ルアー業界の憂鬱な現実。
新型マグロ用ポッパーモッキンバード245。なぜシルバー2色のみなのか。なぜこの価格が「ファイナルプライス」なのか?
モッキンバード245の裏側と、純国産ルアーが直面する資材高騰の真実を包み隠さず話したいと思います!
いつもAMBERJACKをご愛顧いただき、ありがとうございます。いよいよ早期受注販売を開始するマグロキャスティング専用スリムポッパー「MOCKINGBIRD 245」。今回は、なぜこのルアーが「基本のシルバー系2色のみ」での早期リリースとなったのか、その詳細な背景をお話しします。
01 すべては「ナフサ」から始まっている
現在、中東情勢の混乱をひとつの引き金として、原油の供給不安と価格高騰が続いています。ガソリン価格の値上がりなど生活の中で実感されている方も多いでしょうが、モノづくりの現場に与えているダメージはそれだけではありません。
原油から精製される基礎化学原料「ナフサ」が極端な供給不足に陥り、塗料を希釈・洗浄するための「シンナー」や「各種溶剤」が市場から消滅。結果として、塗料メーカーからの度重なる大幅な値上げ要請を飲まざるを得ないのが現状です。日本の流通構造の欠陥により、買い占めによる便乗値上げも原因としてあると思います。一度値上がった価格はなかなか元通りの価格に戻りません。
02 発泡ウレタンもまた「石油」である現実
問題は塗料だけではありません。モッキンバード245の心臓部であり、「ほっとけメソッド」の垂直浮きを実現しているブランクス素材——「発泡ウレタン」も石油化学製品です。次期ロットからは塗料やコートの価格に加えて、ブランクス素材そのものの大幅値上げがすでに確定してしまいました。そこで一旦生産計画を見直し現在仕上がったブランクスを優先的になるべく安価にご案内できる方法を模索しました。
シンナーの供給不足により塗装の1工程あたりのコストが激増。
ブランクス素材そのものが次期ロットから大幅な値上げが確定。
パッケージのビニールなど、石油由来の副資材も高騰の波に。
03結論は「コスメをやめる」と「限界プライス」
本来であればイワシやピンクなど多彩なコスメカラーリングを施す予定でした。しかし、この資材高騰の波を販売価格に乗せてしまえば、大型マグロを狙う「消耗品」としてのバランスが崩れてしまいます。「価格を理由に、現場でキャストするのを躊躇するようなルアーにはしたくない。」それが私たちの想いです。
だからこそ、塗装コストと手間を排除、マグロの「喰わせ」に直結するベースカラーのシルバーの製品化を決定しました。そして次期生産からの値上げが確定している今、蔵出しのブランクスを使い「今出せる最安のローンチプライス」でマグロのシーズンインに合わせて還元する決断をしました。※ヘッダーや説明書などを排除した簡易的な包装にさせていただいております。
早期受注販売会
受付期間:4月29日(水) 20:00 〜 5月10日(日) 23:59
※ブランクス在庫限りの1回限りの受注。資材高騰につき、この価格での案内は最後となります。