北海道マグロ

北海道マグロ

Offshore Expedition

苫小牧沖モンスター
北海道クロマグロ解禁

9月1日からの解禁日。時化を越え、モンスターの饗宴を目の当たりにした16年ぶりの北の大地。

9月1日から3日にかけてのクロマグロ解禁日、いってきました北海道へ!今回はご縁あって、木下先輩の計らいで、気鋭のブランド「BlueBlue(ブルーブルー)」プロスタッフの面々に交ぜてもらいましたよー。秋の津軽海峡から苫小牧沖を舞台にした極限のキャスティングゲームです。

メンバーは実に濃厚です。北海道の海を知り尽くすエキスパートアングラー・山本斐琉くん、ワールドワイドに活躍するフレンチアングラー・ごっちゃん(Gautier)、そして私の地元中学のパイセンでありマグロエキスパートの木下真パイセン。最後に、運だけで釣りをする私の計4名です。

私にとっては実に16年ぶりとなる北海道。新千歳空港に集合して、レンタカーで苫小牧の宿へ向かいました。拠点としたのは「ビジネスホテルはちのへ」さん。こちらはなんと1泊2食付きで6,800円という激安っぷり!北海道のインバウンドバブルで周辺のホテルが軒並み15,000円越えする中、本当にありがたいお宿です。畳6畳1部屋でトイレバス共用ですが、苫小牧は新千歳空港から車でわずか30分という圧倒的なアクセスの良さですので、遠征組にはとても便利ですよー。

今回お世話になる船は、勇払(ゆうふつ)マリーナから出航する「SEA RISE(シーライズ)」の工藤船長。とても気さくな船長で、現地の海について色々と教えていただき感謝感謝です。

* * *

Day 1 & Day 2: 荒天と北の巨匠たち

解禁初日の9月1日は、残念ながら時化のため出船中止に。そこで私たちは、札幌の有名釣具店「NORTH CAST(ノースキャスト)」さんへお邪魔してきました。店主の平中さんはナマラジグで有名なEZOHACHI ブランドをプロデュースし西へ東へ精力的に活動されています。私も見習わねば。。

NORTH CASTでの集合写真
At NORTH CAST, Sapporo.

店内では幸運なことに、スタジオオーシャンマークの大塚さん、西本さんにお会いできました。ブルーヘブンのマグブレーキシステムでマグロを狙う釣行で来られていたそうです(同じく時化で中止とのこと)。最前線のお二人から興味深いお話をたくさん聞かせていただき、本当にありがとうございました!突然の来訪にも関わらず快くご対応いただいたノースキャスト平中さんにも、心よりお礼申し上げます。おしえていただいたスープカレーうまかったす。

木下パイセンのシステムチェック
前日の木下パイセンの入念なシステムチェック。巨大魚との対峙に妥協は許されません。

翌2日は凪予報でしたので無事に出船。しかし、朝から雨が降り続き、昼前には大雨へと変わって夕方前に帰港となりました。広大な海の中で船長が確認できたマグロの姿は、モンスターサイズのわずか2匹のみ。翌日も午後から風が吹く予報でしたので、最終日に備えて早々に就寝しました。

雨の船上
* * *

Day 3: カタクチの絨毯と狂乱のボイル

3日目、天候は無事に回復したのですが、今回の北海道マグロツアーを計画してくれた斐琉くんが体調を崩してしまい不参加に。風が吹いて海面が波立っている中での出航となり、お昼までパトロールするもマグロの姿は無し。

しかし、突然ごっちゃんがボイルを発見!居なかったはずの鳥がいつの間にか密集してきたなーと思っていたら、あっという間に連続ボイルから大規模なナブラへと発展しました。ベイトはカタクチイワシ。どんどんマグロの群れが浮き出して、船の周りは一面のマグロベルト状態です。

ナブラの直後、すぐにごっちゃんにファーストヒット!少し悶絶する場面もありましたが、流石は海外で鍛えられたフレンチアングラー、体幹が違いますわー。余裕のパワーでガンガン寄せていきます。なんとファーストクロマグロ体験なのに、連続で2キャッチ・2リリース達成です!

木下パイセンも負けていません。1投1キャッチのペースで連続ファイト!この人、本当にいつもすぐに釣っちゃうんです。

そして、私はというと、いつも通りの「完全乗り遅れ」
木下さんの掛けたマグロのファイトサポート係へ回りました。50キロ前後の群れでしたが、中には150キロクラスのモンスターも混じっていたのです。波風が強くなりまあまあ揺れる船と爆風の中でがんばりましたが、他の皆がPE6号のライトタックルへ早々にチェンジしていることに気づかず、一人太い12号で投げ続けて1バイト・1バラシといいとこなしでした(笑)。

プラティコリリーサー
Testing the PRATIKO Releaser prototype.

それでも、色々なプロトタイプのルアーを使わせてもらえたり、試したかった「プラティコ」のリリーサーで綺麗なリリース動画をたくさん撮影できたりと裏方としては大充実。木下さんから貴重な話もたくさん聞けたので、仕事としての出来高も釣りの内容もサイコーに楽しかったです!

今回持ち込んだプラティコはプロトタイプのカーボンモデル。総重量は2キロと非常に軽いのが魅力です。ステンレスモデルより口先が軽いのと剛性がやや低いため、暴れるマグロの口には少し入れにくさを感じましたがプロトタイプですので製品版は口先がステンレスでがっつり強化されています。質実剛健なステンレスモデルの方が剛性と使い勝手は上ですが、カーボンモデルの圧倒的な軽さは飛行機など持ち運びの遠征時にはかなりの武器になりますね。

* * *

The Tactics & Gear

この日のヒットルアーは明確でした。BlueBlueの『ガチポップ』は一撃で食ってきましたね。ベイトに合わせたスモール・ナローシルエットで、迷いなしの捕食パターンでした。

[ 50kg - 100kg Class Tackle ]

  • ROD: ZENAQ TOBIZO 84/100G
  • REEL: 25 SALTIGA 14000-XH
  • LINE: PE 6号 / Leader 130lb
  • LURE: BlueBlue ガチポップ

[ 150kg Over Class Tackle ]

  • ROD: ZENAQ TOBIZO TC77 MONSTER BUSTER
  • REEL: 25 SALTIGA 25000-P
  • LINE: PE 12号 / Leader 240lb or 250lb
  • LURE: プロトプラグ各種
船上の情景

まだまだ修行ですねー。
同行いただいた皆さん、工藤船長、大変お世話になりありがとうございました。斐琉くん、また改めてリベンジ企画しましょう!

北海道のクロマグロは、北側(積丹中心)が春から夏にかけて、南側はこれから12月までとロングシーズン楽しめます。SEA RISEさんは積丹にも船があり北側でも出船可能ですので、北海道でのクロマグロゲームを検討されている方はぜひ連絡してみてください。苫小牧は新千歳空港から車で30分と、アクセスも抜群ですよー。

* * *

Thoughts on Regulation

年々厳しくなるマグロのレギュレーション、そして遊漁船の規約…。(水産庁のマグロ部屋なるページはこちら

根底にある利権や天下り、企業との癒着といった構造はどこも同じですよね。せっかくの素晴らしいスポーツフィッシングなのですから、海外の進んだ事例に倣って、誰もが納得いく綺麗なレギュレーションを決めてくれたらいいのにねーと思ってしまいます。

最後になりますが、パイセンが挑んだ「ブルーブルー フランスチャレンジ動画」の第2弾が近日公開されます!未見の方のために、第一弾のリンクを下に貼っておきますね。今回も終始楽々ファイトをこなす59歳…ほんとスゲ〜!の一言です。

2026 AMBERJACK NEVER STOP THINKING The Amberjack Journal